伊那中央病院 開院20周年記念式典
伊那市の伊那中央病院は2003年4月に開院し、今年で20周年を迎えました。
5日はニシザワいなっせホールで開院20周年記念式典が開かれました。
伊那中央病院は1947年に錦町に町立伊那中央病院として開院しました。
その後天竜町に移転し伊那市営伊那中央総合病院に名前が変わりました。
2003年4月に現在の場所へ移転し伊那市・箕輪町・南箕輪村で構成する伊那中央行政組合により運営されています。
記念式典では伊那中央行政組合長の白鳥孝伊那市長が「地域の医療を守る責務を果たし今後も充実させたい」と式辞を述べました。
本郷一博院長は「より安心安全な質の高い医療を提供し、地域に信頼される病院を目指したい」と話しました。
式典では他に東北大学院教授の小坂健さんの記念講演会も行われました。
小坂さんは伊那市出身で伊那北高校、東北大学医学部を卒業後東京大学大学院医学系研究科を修了し、国立感染症研究所の勤務などを経て東北大学の教授となっています。