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モンゴルの大学生が信大で森林を学ぶ

モンゴルの大学生が信大で森林を学ぶ

モンゴルにあるモンゴル国立大学の学生が、南箕輪村の信州大学農学部を訪れ森林技術者育成のためのプログラムを受けています。
信州大学を訪れているのは、モンゴル国立大学の学生や教員など9人です。
7日はモンゴルの学生と信州大学の学生がそれぞれの国の紹介や研究内容を発表しました。
講義はすべて英語で行われました。
信州大学の大学院生がシカの樹木への食害について紹介すると、モンゴルの教員から「モンゴルでは家畜の羊やヤギに食べられることもある」と互いの国の状況について話していました。
モンゴルでは国土の2割を森林が占めていて、気候変動や松枯れなどによる森林面積の減少が懸念されているということです。
信州大学農学部とモンゴル国立大学はこれまでも共同研究を行っています。
今回、国際青少年サイエンス交流事業に採択され、人材交流や森林技術者育成につなげようと、初めて学生が信州大学を訪れました。
一行は8日、伊那市内の演習林で実習をするほか、県内の松枯れ現場などを視察し、12日に帰国する予定です。
 
 
 

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