羽広菜かぶの漬け込み 始まる
信州の伝統野菜に選定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの漬け込み作業が14日から始まりました。
14日はみはらしファームの農産物加工所で、羽広菜生産加工組合の組合員など6人が200キロを漬けました。
漬け込みは、水洗いしたかぶを半分に切り根や傷んだ部分などを切り落としていきます。
味噌・酒粕・砂糖・塩を混ぜ合わせた調味料と一緒に漬け込みます。
調味料の配分は毎年微調整を行い改良しているということです。
かぶは、組合員の15アールの畑で栽培しています。
13日は収穫が行われました。
例年8月末に種を撒きますが、今年は暑さ対策で1週間ほど遅らせたところ、良いかぶに育ったということです。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べ辛味や甘味があるのが特徴で、2007年に信州の伝統野菜に選定されました。
羽広菜かぶは3週間ほど漬け、12月初旬から店頭に並ぶ予定です。
みはらしファームのほか、伊那市と箕輪町のベルシャインなどで販売されます。
価格は1袋税抜き400円です。