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年末年始用のアルストロメリア出荷

年末年始用のアルストロメリア出荷

上伊那が日本一の生産量を誇る花アルストロメリア。
年末年始の需要期に向けた出荷作業が始まっています。
伊那市東春近の花卉農家、酒井(さかい)弘道(ひろみち)さんのハウスでは、連日出荷作業に追われています。
17日は、パートの女性たちが、花が咲き始めたものを選んで収穫していました。
アルストロメリアは、上伊那が日本一の生産量を誇り、年間1000万本以上を出荷しています。
花もちが良いのが特徴で、長いもので2か月間楽しめるということです。
JA上伊那の花き部会長を務める酒井さんは元々、トルコギキョウを栽培していました。
18年前に、1年を通して出荷できるアルストロメリアの栽培に切り替えました。
現在は11種類、年間でおよそ72万本を出荷しています。
今年は、夏の気温が高く、日射をさえぎるカーテンを閉めたり、換気をするなど栽培に苦労したということです。
年末年始の需要のあるこの時期が最盛期となり、1日およそ2000本を出荷しています。
収穫したアルストロメリアは、自宅横にある作業場で出荷の準備が行われます。
茎の長さや太さで選別し葉を取り除いていきます。
年末年始に向けた出荷作業は12月いっぱい行い、酒井さんのハウスでは1か月間でおよそ7万本を出荷するということです。 

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