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細工ずし作り楽しむ 高遠町家庭介護者のつどい

細工ずし作り楽しむ 高遠町家庭介護者のつどい

 高遠町社会福祉協議会は20日、町保健センターで、年一度の「家庭介護者のつどい」を開いた。家庭介護者のリフレッシュを目的とした集まりに、町内から19人が参加。諏訪市清水の寿司屋・小平晴勇さんを招き、細工寿司の作り方を学んだ。
 太巻きの断面を切ったときに「バラの花」が表れる細工寿司を学習。花の赤色は魚のタラをほぐして水分を飛ばし、食紅で薄いピンク色に加工した「おぼろ」や紅しょうがなどを使って表現した。小平さんが参加者らに作り方を教えると、それぞれが15分もかからず完成させた。
 参加した女性の一人は「以外に簡単に作れたので、家に帰って今夜、忘れないうちに作ってみたい」と話し、太巻きを輪切りにした断面にバラの花がきれいに表れると、感激していた。
 落語家「すわこ八福神」の芸名で出張落語を県内各地で展開する小平さんは、「笑顔はくすり」と題した落語も披露。町保健福祉課の職員や町社協のケアマネージャーらによる血圧測定、健康相談、介護相談などもあった。

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