県内縁の現代作家を紹介 シンビズム5
長野県内の学芸員が協同で県ゆかりの現代作家を紹介する「シンビズム5」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、南信地域のある現代作家3人の作品が展示されています。
伊那市出身でニュージーランド在住の丸山晋一さんの作品です。
液体や光をモチーフにした写真の他、商業写真家としての経験を活かしたものなど8作品が展示されています。
茅野市在住の津金多朗さんの作品です。
焼き物でできた立体造形と色鉛筆を用いた平面的表現絵画19作品が展示されています。
飯田市在住の持田敦子さんが、空き家から出た廃材で制作したインスタレーションアートです。
インスタレーションは、現代美術の表現方法の1つで、場所や空間全体を1つの作品として表しています。
シンビズム5は、2017年度から県内の美術館の学芸員が協同で開催しているもので、今回で5回目です。
今年度は、信州高遠美術館を含め4会場で開かれました。
「シンビズム5」は、来月14日日曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。