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国際大会で優勝・日本選手権出場へ 赤穂中3小松原さん

国際大会で優勝・日本選手権出場へ 赤穂中3小松原さん

 ISC(アイスク)駒ケ根スイミングクラブ所属の赤穂中学校3年生小松原彩香さん(15)=駒ケ根市赤穂上赤須=は3月にニュージーランドで開かれたAG選手権大会の競泳4種目に出場し、バタフライの50メートルと100メートルで優勝、200メートルで2位となるなどの大活躍を見せた。50メートルでは県記録(長水路)を100分の21秒上回る28秒62の自己ベストをたたき出し、日本選手権の標準記録も突破。日本のトップスイマーが競う第82回日本選手権水泳大会(4月20縲・3日・東京、日本水泳連盟主催)への出場資格を得た。小松原さんは「初めて出場した外国の大会でまさかこんな記録が出るなんて思っていなかった。ほかの日本選手がやる気を見せていたので、自分も精いっぱい頑張ったことがよかったのかも」と原因を分析。「日本選手権に出られるのはすごいこと。ベストを出せるように調整していきたい」と話している。
 小松原さんは日本水泳連盟が中学生選手の強化を目的に行った2005ジュニアブロック・ニュージーランド遠征の選手に県内でただ1人選ばれ、3月2日縲・2日にかけて首都ウェリントンなどで行われた合宿に参加して大会に出場した。
 小松原さんは2歳上の姉の影響で3歳から水泳を始め、めきめきと頭角を現して小学5年生で全国大会に出場。中学生になってからも恵まれた体格を生かしたダイナミックな泳ぎで国体にも出場するなど、逸材として将来を期待されている。

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