八十二銀行 J-クレジットセミナー
CO2削減量などを売買の対象にできるJ-クレジットについてのセミナーが、伊那市の産学官連携拠点施設
inadaniseesで18日に開かれました。
セミナーには、上下伊那の林業関係者や自治体職員などおよそ50人が参加しました。
カーボンニュートラルに関する事業を行う、東京都のBYWILLの吉本裕輔さんが講師を務め、話をしました。
J-クレジット制度は、再生可能エネルギーの活用によるCO2排出削減量や、適切な森林管理による吸収量を、売買できるクレジットとして国が認証するものです。
CO2を削減しきれない企業や、省エネ機器を導入できない企業などがJ-クレジットを購入することで、削減量や吸収量の埋め合わせをすることができます。
八十二銀行では、8月にBYWILLとJ-クレジットの取り組みを進める業務提携をしていて、幅広く知ってもらい、活用してもらおうとセミナーを開きました。
吉本さんは「これを環境価値として地域の中で循環させ、地産地消することが重要です」と話していました。