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木下山車飾保存会 制作大詰め

木下山車飾保存会 制作大詰め

来年1月に箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる初祭りに向け、山車飾りの制作が大詰めを迎えています。
21日は、木下山車飾保存会のメンバーが境内で制作をしていました。
保存会では今回4つの舞台を作ります。
こちらは「藤井(ふじい)(そう)() 八冠」です。
史上初の八冠を達成した藤井棋士の対局の様子です。
将棋を指す手の動きも付けました。
対する棋士が考え込む様子を首を振る動きで表現しています。
こちらは2つの舞台を使った大作「関ヶ原の戦い」です。
東軍の舞台です。
徳川(とくがわ)家康(いえやす)が馬に乗り敵陣を見据えています。
西軍の舞台です。
石田三(いしだみつ)(なり)が陣を構え、攻撃を仕掛ける様子を表しています。
来年の干支、辰にちなんだ山車も制作しました。
山車飾りは、明治28年に始まったとされ、箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
今年は11月4日から制作が始まり、木下の有志で作る保存会のメンバーが週に5日集まり作業を進めてきました。
新型コロナの影響で2021年のみ山車飾りを休止しましたが、規模を縮小し、続け、今年はほぼコロナ前に戻りました。
しかし、地域の子どもたち「スマイル山車くらぶ」の制作は今年もありません。
山車飾りは、来年1月13日と14日の箕輪南宮神社の初祭りで奉納されます。
 

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