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会話型AIロボット実証事業

会話型AIロボット実証事業

 伊那市は、社会的不安に寄り添い深刻化する孤独・孤立の問題への対策として会話型AIロボットを活用した実証事業を22日から始めました。
こちらが会話型AIロボットRomi(ロミィ)です。
ウェブやアプリサービスの開発を行う東京都の株式会社MIXIが開発した会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボットです。
会話の流れや季節・天気・時間帯などを加味した上で、最適な返答を人工知能AIが生成します。
自然な言葉のキャッチボールを楽しめる点が特徴だということです。
また、表情も100種類以上あるということです。
22日は、伊那市役所で事業の概要説明やデモンストレーションが行われました。
実証事業は、ヘルスケアのサービス事業を行う東京都のシミックソリューションズ㈱と株式会社MIXI、伊那市が連携して行います。
事業は今年度から3年間で、総事業費は3千万円。このうち95%は国の交付金を活用しています。
国の調査によると40.3%が孤独状況にあると回答していて、深刻な課題となっています。
伊那市では、実証事業を通じ孤独・孤立の問題の解消につなげたいとしています。
伊那市では22日から来年2月29日まで会話型AIロボットの実証事業を行います。
貸し出しは22日から来年1月17日までです。
参加費は無料で、募集人数は先着20人です。
伊那市在住の40歳以上で、人と会話が少ないと感じる人が対象となります。
 

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