小中学校で始業式 3学期始まる
冬休みが終わり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の多くの小中学校で9日から3学期が始まりました。
伊那市の伊那東小学校3年梅組では、児童が冬休みの宿題の書初めなどを提出していました。
3学期の目標についてのプリントが配られ、一人ひとり考えていました。
体育館では全校児童約600人が集まり始業式が行われました。
田中智之校長は、「きょうから新たな気持ちで生活をしましょう。ぜひ、今年の自分の目標や意気込みを言葉にしてみてください」と話していました。
伊那東小学校の3学期は47日間で、スキー教室やスケート教室などが予定されています。
また、南箕輪村の南箕輪中学校でも3学期の始業式が行われました。
式では、各学年の代表が3学期の抱負を述べました。
3年4組の橋爪愛佳さんは「志望校に合格できるよう勉強を頑張り、残りの学校生活を大切に過ごしていきたい」と話していました。
桐山清一校長は「なりたい自分になるために目標をもって過ごしてください」と話していました。
南箕輪中学校では今学期、試験的に下校時間を30分早めます。
そのため授業の終わりに行っていた清掃は朝に行い、水曜日以外の6時間授業の平日は午後4時30分だった下校を午後4時とします。
また現在5時間授業の水曜日は4時間授業も試験的に導入し、午後2時の下校日もあります。
去年5月には平日5時間授業を1か月間行っていて、教員からは「生徒の学校生活に余裕がみえた」「欠席する生徒が減った」などの意見があったということです。
この取り組みにより、生徒と教員の負担軽減を目指します。
南箕輪中学校では改善を加え、来年度から下校時間を早める取り組みを実施していきたいとしています。