北小河内漆戸常会で大文字建て
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、大文字建てが14日行われました。
朝8時、住民約20人が区内の辻に集まりました。
長さ約15mの柱に、色紙で作った花飾りや、太陽に見立てた赤い板、松や榊の枝を飾り付けました。
花飾りは、4年ぶりに住民で集まって作ったということです。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川の水害を鎮めるために始まったとされていて、町の無形民俗文化財に指定されています。
飾り付けが終わると一気に柱が建てられました。
漆戸常会の大文字は21日の午前8時におろされる予定です。
上組の大文字 今年は中止
なお、大出上組の大文字建ては、柱を支える石柱が破損したため今年は中止となりました。
去年12月29日に折れているのが見つかったということです。