箕輪町公民館けやき学級 古田人形芝居の歴史学ぶ講座
箕輪町公民館は古田人形芝居の歴史について学ぶ公開講座を12日に地域交流センターで開きました。
12日は箕輪町公民館ふきはら大学院を卒業した人が対象の、けやき学級のおよそ25人が受講しました。
講師は箕輪町郷土博物館の井澤はずきさんが務めました。
古田人形芝居はおよそ300年前から上古田地域を中心に伝承されてきた箕輪町を代表する民俗芸能で、長野県の選択無形民俗文化財に指定されています。
井澤さんは「幕末になると全国的に狂言が流行し、古田人形は衰退していった」と説明していました。
明治に入り上古田で上演された芝居のほとんどが狂言であったことがわかる手記も残されているということです。
昭和36年、1961年に「古田人形芝居保存会」が発足したことで、箕輪中学校や箕輪西小学校で伝統が受け継がれるようになったということです。
講座では、2023年12月の定期公演の様子が上映されました。