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青崩峠トンネル貫通石 伊那市に寄贈

青崩峠トンネル貫通石 伊那市に寄贈

 難工事の成功を記念し、国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所は、長野県・静岡県境の三遠南信自動車道「青崩(あおくずれ)(とうげ)トンネル」の工事で採れた貫通(かんつう)(せき)を伊那市に26日、寄贈しました。
トンネル貫通の際に採れた「貫通石」で、重さはおよそ30キロです。
26日は、飯田国道事務所の大口(おおぐち)(てつ)()事務所長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に貫通石を贈りました。
長野県と静岡県の境に位置する青崩峠トンネルは2019年に掘削が始まり、工期を延長しながら去年5月26日に貫通しました。
延長4998メートルのトンネルです。
日本最長の断層「中央構造線」が走る影響で崩れやすく、国内屈指の難工事と言われています。
飯田国道事務所によりますとトンネル貫通の際に採れた石は、昔から「安産のお守り」とされています。
また、「難関突破・初志貫徹」の意味から合格祈願のお守りとしても珍重されています。
貫通石の寄贈は伊那市が要望し行われました。
寄贈された貫通石は、26日から伊那市役所市民ホールに展示され、来庁舎は誰でも触ることができるということです。
 

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