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井月 新発見の2句 一般公開

伊那市創造館で5月13日まで

井月 新発見の2句 一般公開

 幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した漂泊の俳人井上井月の新しい句・2句がこのほど発見され、伊那市創造館で展示されています。
 新たに発見されたのは
(むね)あげや 新酒(しんしゅ)(よい)もひとちから』
(わい)て出る 水音(みずおと)かろし (しろ)躑躅(つつじ)』の2句です。
類句の『(まん)(ざい)や人が(わら)()(いい)()(がお)』も初公開となります。
 新発見句を鑑定したのは、井月研究家の一ノ瀬(いちのせ) 武志(たけし)さんです。
 井月の署名や筆跡などから、真作であると鑑定しました。
 井上井月は、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人で、これまでに1700以上の句が発見されています。
 これからも、井月が詠んだ句が新しく発見される可能性があるということです。
 創造館の2階には、井月に関する資料が常設で展示されていますが、この3句については、5月13日まで一般に公開されるということです。
観覧は無料です。
 

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