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ジビエセミナー 鹿や猪使った料理を作る

ジビエセミナー 鹿や猪使った料理を作る

茅野市に本部を置く、一般社団法人日本(にほん)ジビエ振興協会は、鹿や猪の肉を家庭でも日頃から食べてもらおうと、伊那市の伊那公民館で1日にセミナーを開きました。
セミナーでは、鹿肉を使ったシチューと、(いのしし)肉を使ったテリーヌを作りました。
この日は、JA上伊那生活部会や農村女性ネットワークいなの会員など50人が参加しました。
ジビエは、狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉です。
講師は、協会の藤木(ふじき)徳彦(のりひこ)さんが務め、調理方法を教えました。
藤木さんは、「野生鳥獣の肉は中心部までよく加熱してください。また、鹿は高温で加熱すると硬くなるため、弱火で時間をかけて調理すると良いです」と話していました。
藤木さんによると、日本で1年間に捕獲されている鹿や猪のうち、食用として活用されているのは10%だということです。
セミナーは、ジビエを身近な食材として使うとともに、適切に調理してもらおうと、農林水産省の支援事業の一環として開かれました。
県内では初めてです。
協会では、「ジビエを牛肉や豚肉と同じように日頃から家庭で食べてほしい」と話していました。
 

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