西天竜発電所改修記念 あまごを放流
長野県企業局などは、伊那市小沢の西天竜発電所の大規模改修の完了を記念しあまごの放流を、5日に行いました。
この日は、県企業局や天竜川漁業協同組合の関係者などおよそ20人が集まり、あまごを放流しました。
用意したあまごは、体長20センチ前後の成魚で、およそ500匹、50キロ分です。
放流は、県企業局と天竜川漁業協同組合が一昨年3月に締結した「地域の水環境保全や再生可能エネルギーの供給拡大に関する協定」に基づき行われたものです。
協定後、漁協では天竜川の支流で同様の放流を3回行っていて、今回は2月16日の渓流釣りの解禁日を前に行われました。
西天竜発電所は、1961年に建設され、去年10月に大規模改修が完了しました。
年間発電量は1,810万kWhで、小型の水車を2台設置したことにより少ない水量でも年間を通して安定して発電することができるようになっています。