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伊那市 来年度予算案352億円

「誰ひとり取り残さない、持続可能な未来都市」

伊那市 来年度予算案352億円

伊那市は、総額352億7,200万円の来年度・令和6年度の一般会計当初予算案を15日発表しました。
伊那市の白鳥孝市長が市役所で記者会見を開き来年度当初予算案の概要について説明しました。
白鳥市長は「伊那市ではこれまで地域内での食料や水、エネルギーの自給自足による持続可能なまちづくりの実現に向けて「伊那から減らそうCO2」や「50年の森林ビジョン」農林業への支援などの事業を複合的に実施し成果を上げている。今後はこれらにフィンランドに学び森林と教育との関わりなどを通じた人づくりを加え取り組みを深めていく。」と話していました。
来年度は「誰ひとり取り残さない、持続可能な未来都市」をテーマに、移住定住の取り組みの強化、福祉施策の充実、新産業技術の活用による地域課題の解決、企業誘致などを推進していくとしています。
主な新規事業は、高遠町総合支所建設に5億1,000万円。
パワースポットとして人気が高い分杭峠までのバス運行路線を新設する事業に7,600万円。
第2子の保育料半額など保育料軽減対象の拡大に1,600万円。
有機食材を学校給食へ導入するために関連団体との連携を担当する集落支援員配置に380万円などとなっています。
これまでの事業を充実させるものとして、ペレット工場への小型木質バイオマス発電設備導入など、CO2削減を促進する事業に4億1,000万円。
高遠さくらホテル改修工事に1億9,000万円などとなっています。
令和6年度の一般会計当初予算案は、今年度より14億8,300万円減の352億7,200万円となっています。
一般会計当初予算案は22日に開会する市議会3月定例会に提出されることになっています。
 

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