高遠城址公園さくら祭り　入園料値上げ

高遠城址公園さくら祭り対策打ち合わせ会議が、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで２６日に開かれました。
今シーズンは、入園料を大人１００円、子ども５０円値上げします。
２６日は、打ち合わせ会議が開かれ、関係者およそ５０人が出席しました。
今シーズンは、３月２３日土曜日に公園開きを行います。
運営経費や桜の維持管理費にあてるため、入園料を大人５００円から６００円に、子ども２５０円から３００円に値上げします。
料金の改定は、２００２年以来です。
なお、伊那市民は、引き続き無料となります。
昨シーズンは、３月２５日開花、４月１日満開と記録が残る中でともに過去最速となりました。
有料入園期間は３月２６日からの１５日間で、有料入園者数は１０万５，６６１人となっています。

２６日の高遠城址公園の様子です。
園内は、週末に降った雪が積もっていました。
民間気象情報会社ウェザーニューズによりますと、高遠城址公園の桜について、開花は３月２８日、満開は４月３日と予想しています。
さくら祭りでは、本丸内の新城(しんじょう)・藤原(ふじわら)神社隣りで特別企画「花結(はなゆ)い～サクラミライ～」を行います。
願い事や大切な人への応援メッセージ、能登半島地震の被災地の復興への思いを短冊に書いて、設置された結(ゆい)紐(ひも)に結ぶものです。
高遠商工観光課では、日中の気温が２０度を超える日が続くと桜の開花が一気に進む傾向にあることから、「良い時期に訪れてもらえるよう最新の情報を発信していきたい」と話していました。