国家資格対応ドローンスクール 3月に開校
伊那市山寺の加藤航太さんは、国家資格に対応したドローンスクールを、来月1日に伊那市内で開校します。
スクールを開校するのは、ドローンを使った農業支援などを行うCROSSBIRD代表の加藤航太さんです。
27日は加藤さんが南箕輪村の信州大学農学部のグラウンドでテスト飛行を行っていました。
開校するスクールでは、民間企業が発行する免許を取得できる一般向けのコース、国家資格が取得できるコース、農薬散布コースの3つがあります。
受講料は一般向けが16万5,000円、国家資格コースが12万9,800円となっていて3日間で取得することができます。
加藤さんによると、国家資格に対応したドローンスクールは伊那市では初めてだということです。
加藤さんはドローンを使って農業の省力化を行い、人手不足や高齢化の課題解決を目指しています。
スクールには、農家向けの農薬散布コースもあります。
農薬の散布は人の手だと10アールあたり20分かかりますが、ドローンを使用すると5分で終わらせることができるということです。
農薬散布コースの受講料は9万円程となっていて1日で取得することができます。
申し込みは、電話またはメールで受け付けています。
講習は信州大学農学部のグラウンドなどで行うほか、企業に出向むくことも可能だということです。