ICT教育 研修会
上伊那の小中学校の教諭などがICT教育の取り組みを共有する研修会が伊那市のいなっせで2月8日に開かれました。
研修会はオンラインで開かれ、小中学校4校の取り組みが紹介されました。
このうち伊那小学校は、4年正組担任の荒谷眞治教諭が、プログラミングの授業を紹介しました。
児童たちは、本やインターネットに公開されたプログラムを真似するところから始めたということです。
そこから、自動で蓋が開くゴミ箱などを作りました。
プログラムを作ることを通して、お年寄りと運動を一緒にできないかや、野菜を収穫する人に少しでも楽になってほしいなどと考えるようになったということです。
荒谷教諭は「子供たちにとってプログラムは生活をよりよくするツールであり表現の一つになった」と話していました。
講師として参加した信州大学教育学部の小倉光明助教は「情報を活用し、考える力を身に付けるさせることが重要です」と話していました。
この研修会は上伊那地方視聴覚教育協議会が毎年行っているもので、上伊那の小中学校の教諭など25人が参加しました。