「伊那オーガニックバレー」と銘打ち有機農業推進へ
伊那市の白鳥孝市長は、「伊那オーガニックバレー」と銘打ち、持続可能な農業を目指し、有機農業を推進していく考えを7日示しました。
これは7日市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
伊那市では、昨年度から有機栽培に関する講習会などを開き、取り組みを進めています。
来年度は伊那市農業振興センター内に有機農業専門委員会を設置し、具体的な取り組みを検討していくということです。
白鳥市長は「中山間地域の農業が今後も生き残るためには他の地域との差別化が必要だ。付加価値をどう高めていくか農家と一緒に考えていきたい」と話していました。
また、市では来年度から有機米を学校給食に一部導入する方針です。
来年度は市内4校で2か月程度提供する予定で、今後さらに拡大していきたいとしています。
そのための集落支援員1人を配置し、農家と学校との調整などを行っていくとしています。