上伊那の小中学校あすから卒業シーズン 南箕輪中で終業式
上伊那の小中学校は13日から卒業式シーズンを迎えます。
13日の卒業式を前に南箕輪村の南箕輪中学校では、3学期の終業式が行われました。
終業式では各学年の代表生徒が3学期の振り返りを発表しました。
3年生を代表して穂高蒼波さんは「気が付くとみんな仲良くなっていた。仲間とともに充実した日々を過ごすことができた」と3年間の感謝を述べていました。
桐山清一校長は「これからも失敗を恐れずに挑戦し、常に前向きな気持ちで次のステップに進んでいきましょう」と話していました。
終業式終了後には、南箕輪村で障害者や高齢者に働く場所や社会経験の場を提供しているNPO法人やればできるから、3年生に卒業記念品が渡されました。
贈ったのは、村のイメージキャラクターまっくんをモチーフにした鹿の革のキーホルダーと、マスクです。
村内の企業20社から支援を募り、3年生全員分を製作しました。
鹿皮の張り合わせや梱包など、やればできるの事業所の利用者全員で作ったということです。
井原由美子所長は「これから将来について考えるときなど、きょう贈ったものを見て地元を思い出してほしい」と話していました。
体育館では、2年生が卒業式の準備をしていました。
伊那ケーブル放送エリア内ではあす、南箕輪中学校と伊那市の伊那中学校で卒業式が行われます。
南箕輪中学校は162人が学び舎を巣立ちます。