ペレットストーブフェア 16日まで
木質ペレットを生産・販売する上伊那森林組合は、ペレットストーブの普及を図ろうと15日と16日の2日間フェアを伊那市高遠町のバイオマスエネルギー工場で開いています。
上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場では、国内4社のストーブメーカーが40万円から80万円ほどのペレットストーブの展示を行っています。
上伊那森林組合では、上伊那地域などのカラマツやアカマツを材料に使った木質ペレット「ピュア1号」を生産しています。
環境意識の高まりもあってか、昨年度の販売量はおよそ4500トンで販売開始から右肩上がりに伸びていて、今年の秋にはペレット製造ラインを増設する計画です。
薪ストーブと比べコストがかからず取り扱いも楽だということで、一般家庭や公共施設などで普及が進んでいます。
森林組合も販売・設置を行っていて、昨年度は取り扱い台数が初めて100台を超えたということです。
15日は、購入を検討している人たちが訪れ担当者から説明を受けていました。
他に、ペレットストーブを使ったサウナも展示されています。
価格はおよそ230万円です。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて二酸化炭素などの温室効果ガスの削減に取り組む伊那市では設置費用の3分の2以内の最大42万円の補助制度を行っています。
今年度は、これまでに25件の申請があったということです。
ペレットストーブフェアは16日まで、伊那市高遠町のバイオマスエネルギー工場で開かれています。