春の高校伊那駅伝 選手が伊那路を駆け抜ける
男子第47回、女子第40回の「春の高校伊那駅伝」が24日に伊那市陸上競技場発着で行われ、全国から集まった選手たちが春の伊那路を駆け抜けました。
男子は午後0時10分に伊那市陸上競技場をスタートしました。
今年は全国から127チームが出場しました。
荒井のセントラルパークでは、地元を楽しみながら応援してもらおうと、伊那商工会議所がパブリックビューイングを開きました。
ソースカツ丼やローメンなどのグルメが並び、伊那を味わいながら大型モニターで映像をみて楽しんでいました。
ランナーが市街地を通る際には、道沿いで応援をしていました。
今年から声出しの応援が解禁となっています。
沿道では太鼓の演奏もあり、ランナーを後押ししていました。
男子第2中継所の美篶のみぶの里では、襷渡しが行われました。
地元の上原獅子舞クラブが太鼓や笛の音色でランナーを元気づけようと演奏をしていました。
男子の折り返し地点、高遠町商店街には多くの人が訪れ、旗を振って応援していました。
高遠町総合福祉センターやますそ前では伊那市消防団音楽隊が演奏で、選手を励ましました。
結果は、京都府の洛南が2時間6分56秒で優勝しました。
県勢は、佐久長聖が2時間7分47秒で2位、地元の伊那北が101位、上伊那農業が117位でした。
第40回の記念大会となる女子は、午前10時に伊那市陸上競技場をスタートしました。
全国から54チームが出場しました。
大会には、長野東高校から春富中学校出身の真柴愛里さんが1区、田畑陽菜さんが2区で出場しました。
また、第3中継所には、阿部守一長野県知事が見に来ていました。
結果は、宮城県の仙台育英が大会記録を34秒も上回る、1時間9分20秒で優勝しました。
長野東は1時間14分36秒で11位、地元からは18年振りに単独で出場した伊那北が48位、伊那西高校の選手が出場した南信合同が49位でした。