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伊那養護学校 エネルギー収支ゼロの新校舎が完成

伊那養護学校 エネルギー収支ゼロの新校舎が完成

伊那市の伊那養護学校に県立の学校では初のエネルギー収支がゼロの新校舎が完成し、9日から利用が開始されました。
新校舎は鉄骨平屋の床面積214m²で3教室が入っています。
太陽光パネルの設置や、LED照明、2重サッシなどを活用することで県立の学校では初の建物で消費するエネルギー収支を0にできる校舎となりました。
安全のため2重サッシの内側はアクリル板を使用したり、柱や備え付けの家具の角を丸くするなど配慮した作りになっています。
また、ロッカーの天板には県内のアカマツが使われています。
新校舎は高等部2年の2クラスが常時使用し、もう一部屋は駒ヶ根市の駒ヶ根東中学校の分教室の生徒9人が使うということです。
伊那養護学校では生徒数が増加傾向にあり、教室不足に対応するために新校舎が建てられました。
新校舎は去年7月に着工し今年3月に完成しました。
県の事業で総事業費は約1億7千万円です。
伊那養護学校では8日に入学式が行われ、9日から新学期が始まりました。

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