高遠城址公園で高遠囃子の巡行

９日は伊那市の無形文化財に指定されている高遠囃子の巡行が高遠城址公園で行われました。
伊那市内の有志でつくる桜奏会(おうそうかい)のメンバーおよそ２５人が花笠を被り、法被を着て公園内を練り歩きました。
高遠閣をスタートし公園内を１周するコースで、行きはゆっくりと優雅な本囃子を演奏しました。
帰りは、テンポが速く賑やかな帰り囃子です。
ライトアップも昨夜から始まり、ピンクのライトで演出された桜雲橋を渡りました。
桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に伝統の音色を楽しんでもらおうと園内での巡行を毎年行っています。
高遠囃子の巡行は１２日にも予定されています。

ライトアップとあわせて桜雲橋の問屋門付近では、プロジェクションマッピングで桜の花びらの映像が投影されています。
花見客は足を止めて、映し出された映像を楽しんでいました。
ライトアップとプロジェクションマッピングは午後６時から１０時までで散り始めまで行われる予定です。

また高遠城址公園南側の高遠ダムでもさくら祭りを盛り上げるため、ライトアップが行われています。
ダムには桜をイメージした花びらの映像が投影されています。
時間は午後６時から１０時まで散り終わりまで行われる予定です。