箕輪町で「日本語を教えない日本語教室」
箕輪町が今年度から行っている外国籍の住民向けの「日本語を教えない日本語教室」が18日、産業支援センターみのわで開かれました。
教室で教えているのは、日本語ではなく、そろばんです。
「日本語を教えない日本語教室」と名付けられたこの教室では、正しい文法や漢字が書けることにこだわるのではなく、日常の中で使う言葉や日本の文化に触れ、社会につながる日本語を学びます。
18日は、ブラジルやアメリカ出身の6人が参加し、多文化共生サポーターでそろばん講師の関奈保子さんから、数の数え方やそろばんの使い方を教わりました。
箕輪町に住む外国籍の人は4月1日現在約760人で、人口の3.1%を占めています。
教室はあと10回予定されていて、巻きずし作りや体操、ビジネスマナーなど毎回違う体験を通して日本語に親しみます。
次回は25日(木)午前8時30分から産業支援センターみのわで開かれます。
参加費は無料で、予約は必要ありません。