南箕輪村 太陽光発電施設を規制する条例制定へ
独自の条例制定へ
南箕輪村は、太陽光発電施設の設置において禁止する区域などを定める独自の条例を制定する方針です。
これは、13日に役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
村では、4月1日から県の太陽光発電事業の推進に関わる条例が施行されたことを受け、県条例では避けるべき区域が決められていないことから、独自の条例を制定するものです。
条例では、土砂災害の危険がある場所や優良農地などの禁止区域を設定するほか、設置の際地域住民への同意を求めることなどが盛り込まれています。
条例は、6月定例会で可決されれば、来年1月1日から施行されます。
大芝高原内の施設 売上概ね回復
ほかに、味工房など大芝高原内の施設の昨年度の売り上げが、コロナ禍前に戻っていることが報告されました。
味工房などを指定管理で運営する村開発公社の昨年度の利益はおよそ1,250万円で、2022年度の36万円を大幅に上回りました。
大芝の湯の利用者は、2022年度の19万9,021人を上回る22万7,661人となり、概ねコロナ禍前に戻っているということです。
キャンプ場周辺でのイベント開催などで利用者が増えていることから、村では「今後も経営改善に努め、利用者に喜ばれる施設にしていきたい」としています。
村議会臨時会 5議案可決・承認
またこの日は、村議会臨時会が開かれ、南箕輪小学校のLED化工事が6,290万円で請負契約が締結した議案など、5議案が可決・承認されました。