ミツロウラップづくり 環境問題に関心を
布をミツロウでコーティングした「ミツロウラップ」づくりが、26日、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設indani seesで行われました。
ミツロウラップづくりには、8人が参加しました。
荒井の通り町商店街でオーガニック生活雑貨店を営む平賀裕子さんが講師を務め、作り方を紹介しました。
布に蜜ろうを染み込ませて作るミツロウラップは、食品保存用のラップとして、洗って繰り返し使うことができます。
お気に入りの布に粒状の蜜ろうをのせ、オーブンシートで挟んでアイロンを押し当てます。
蜜ろうが布全体にいきわたったら、冷まして完成です。
このイベントは、循環する暮らしを探求する「暮らしの循環実験室」が、使い捨てごみを減らす選択肢の一つとして知ってもらい、環境問題に関心を持ってもらおうと企画したものです。
会場は、ハチミツの甘い香りに包まれ、参加者は思い思いの形のものを作っていました。
「暮らしの循環実験室」では、6月22日に調理実習を開くほか、7月にはごみ処理施設の見学ツアーの開催を予定しています。