冒険心をくすぐる大人の基地、ツリーハウスが完成
「自然楽校in駒ケ根」
# 駒ケ根の豊かな自然環境をフィールドに、新しいシニアライフスタイルを発信する「自然楽校in駒ケ根」が25日あり、東伊那のふるさとの家周辺の林で、約30人が参加し、ツリーハウスを完成させた。
縦横約3メートル余のツリーハウスづくりは2回目。前回(昨年10月)4本のヒノキの立木を四隅の柱として利用。立木の間に板を渡し、地上4メートルの高さに土台を作り、床張りをした。2回目のこの日は、屋根をふき、板壁を張り、手すりを付け完成させた。
参加者は高所とあって、慎重にのこぎりで杉板を切ったり、金づちで打ちつけていた。
時々、高所からの眺望を楽しんだり、形になっていくツリーハウスを見上げ、少年の日の基地づくりの楽しさを重ねた。
作業終了後、プロのカーバー、栗田宏武さんがチェーンソーカービングのデモンストレーションも見学した。
スタッフの自然暮らしの会の清水英二事務局長は「今後、丸太でテーブルやいすをつくり、設置したい。この場所が市内外から訪れた人々の憩いの場になれば」と話していた。