伊那市で撮影の映画「かくしごと」 6月7日公開
伊那市をロケ地に撮影された、俳優の杏さん主演の映画「かくしごと」が7日に全国で公開されます。
7日に公開される映画「かくしごと」は、ほとんどが伊那市内で撮影されました。
この映画は、作家の北國浩二さんの小説が原作で、監督は、東京都の関根光才さんです。
父が認知症を発症し、渋々田舎に戻った杏さん演じる千紗子は、ある日、事故で記憶を失った虐待の傷がある少年と出会います。
千紗子は少年を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始めるという物語です。
撮影は、2022年の8月に、長谷の非持山公民館や、小黒川渓谷、ニシザワ高遠食彩館など市内各地で行われました。
高遠町の常盤橋で撮影された、少年を捜索するシーンでは、伊那市消防団が全面協力しました。
映画は7日に全国で公開され、荒井の旭座でも上映されます。
全国公開と同時に上映が始まるのは、県内で旭座のみで、ほかの映画館では順次公開されるということです。
旭座では、7月上旬まで上映する予定です。