箕輪町 クマと人の地域区分制定へ
箕輪町はツキノワグマと人とのすみ分けのための地域区分を定める方針を示しました。
これは、11日に役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に担当職員が答えたものです。
県が定めるツキノワグマ保護管理計画に基づき、主要生息地域、緩衝地域、防除地域、排除地域に分ける方針です。
まずは沢区や下古田区などの西山地域を分ける予定です。
町では、今年度、11日までにクマの目撃件数が5件ありました。
今月2日には下古田区で人身被害が発生しています。
県でもツキノワグマ出没注意報が発令されたことも受け、今年度中に地域区分を定める方針です。
地域住民の意見を参考にして、県などと具体的な計画案を立てていきます。