県内初 温泉施設で産後ケア
上伊那助産師会は、温泉施設を使った、産後の母親の心身回復を図る産後ケアを今年度始めました。
温泉施設での産後ケアは、県内で初めてだということです。
13日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルを会場に行われ、5組の親子が参加しました。
助産師と保育士が子どもを預かり、子育ての相談や母親同士で話をしました。
上伊那助産師会では、産後の母親の心身の回復と交流を目的に、今年度温泉施設を使った産後ケアデイサービスを企画しました。
通常、助産所や家庭訪問など個別で行われていて、集団での実施は珍しく、温泉施設でのケアは、県内で初めてだということです。
助産師が子どもを入浴させ、その間に母親はゆっくりと風呂に入ることができます。
対象は、伊那市在住で、産後1か月健診の後から4か月までの母子です。
今年度全部で4回あり、次回は9月12日(木)で、場所は西箕輪のみはらしの湯となっています。