白鳥市長「戸草ダム 引きつづき要望」
伊那市の白鳥孝市長は、国の河川整備計画の変更案に「戸草ダム」が明記されなかったことについて、「引き続き国に要望をしていきたい」との考えを示しました。
これは、18日市役所で開かれた市議会一般質問で、議員の質問に答えたものです。
6日に国土交通省が示した河川整備計画の変更案では「既存ダムを最大限に活用した上で必要な場合に新規ダムなどに関する調査・検討を行う」という文言にとどまり、戸草ダムの名前は明記されませんでした。
白鳥市長は「早期に調査検討が行われ戸草ダムの必要性が示されるよう、県や流域市町村と連携して引き続いて要望していきたい」と話しました。
また、伊那市が昨年度から行っている会話型AIロボットを活用した孤独・孤立対策の実証事業について、利用者の7割が継続して利用していきたいと答えたことがわかりました。
昨年度は40代から90代の21人に2か月間ロボットを貸し出しました。
利用者の85%がロボットに対して親しみを感じ、70%が継続的に使用したいと答えたということです。
実証事業は2025年度までの3年間で、2年目の今年度は60人を対象に貸し出す予定です。
他に、伊那市は、8月に、各種団体や市民有志による伊那北駅周辺のまちづくりの検討組織を立ち上げる方針です。
組織では伊那北駅から伊那市駅にかけてのまちづくりや、伊那弥生ケ丘高校校舎の将来活用について検討していくということです。