路線価 下落止まり横ばいに
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が、1日に公示されました。
28年下落が続いていた伊那税務署管内の最高路線価は、横ばいとなりました。
関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり3万6,000円でした。
管内の最高路線価は、1996年から28年下落が続いていましたが、去年と同じ3万6,000円で横ばいとなりました。
県内10地区ある税務署管内の最高路線価のうち、大町・佐久・松本・長野が上昇、上田・諏訪・信濃中野が横ばい、飯田・木曽が下落となっています。
路線価は、主に道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。