南箕輪村でクマの目撃情報
檻設置で警戒
南箕輪村の大芝高原で3日夜、クマの目撃情報があったことから南箕輪村鳥獣被害対策実施隊は4日、大芝高原内に檻を設置しました。
実施隊4人が大芝高原内のクマの通り道とみられる場所に檻を設置していました。
昨夜午後9時20分頃、クマ1頭が大芝高原総合運動場付近を歩いていたということです。
南箕輪村でのクマの目撃情報は今年度初めてです。
実施隊はクマをおびき寄せるため布にハチミツをつけ檻に取り付けていました。
また檻の近くにセンサーカメラを設置していました。
伊那市では4日も目撃情報があり全部で14件、箕輪町では10件となっていて人身被害も出ています。
南箕輪村鳥獣被害対策実施隊では、地元のほか、観光客など多くの人が集まる場所ということもあり警戒を強めていくとしています。