前田さんの論考が片岡安賞の佳作に選ばれる
一般社団法人日本建築協会の論考コンクール「第7回片岡安賞」の佳作に伊那市西春近の前田朋子さんの論考が選ばれました。
賞の名前がついた片岡安は、大阪を中心に活躍した建築家で日本都市計画研究の先駆者として知られています。
前田さんは「中古住宅に住まう幸せ 空き家賃貸のススメ」と題して論考を書きました。
前田さんは兵庫県出身で信州大学農学部を卒業後に地元に戻りましたが、15年前に伊那市に移住しパートで働いています。
2020年度に県から信州暮らしパートナーに委嘱され2年ほど上伊那を中心に移住相談を行ってきました。
論考では、賃貸の一軒家を探す移住希望者が多いこと、空き家の活用についてなど相談を通して感じたことをまとめたということです。
コンクールでは全国から12作の応募があり、前田さんは片岡安賞に次ぐ佳作に選ばれました。
論考は日本建築協会の会誌に掲載されています。