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戦地からの手紙で語り継ぐ

軍事郵便でたどる戦争の記憶

戦地からの手紙で語り継ぐ

軍事郵便でたどる戦争の記憶展が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で20日からはじまりました。
展示されているのは、第二次世界大戦で上伊那から出征した兵士が家族に贈った軍事郵便や遺品などおよそ90点です。
手紙は伊那市長谷出身の伊東()()()さんが昭和15年から16年にかけ家族に宛てた物などです。
伊東さんの手紙は「各部隊から選抜された修業で1番になった」「上等兵に進級した」といった軍隊での様子を記した他、文末には「火の始末には気を付けるように」などと家族を気遣っていました。
展示では他に、出征する兵士に贈った日章旗や兵士を募集するポスター、家族との写真なども展示されています。
高遠町歴史博物館では手紙に書かれている事から戦時中の様子や状況を感じてもらいたいと話していました。
軍事郵便でたどる戦争の記憶は8月25日までで、8月18日には展示に関連した講座が予定されています。
入館料:一般400円 高校生以下無料

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