夏休みイベント!進徳館夏の学校
論語を素読
夏休中の子ども達を対象にしたイベントが、各地で行われています。
伊那市高遠町では、「進徳館夏の学校」が26日から始まりました。
進徳館夏の学校には、高遠小学校と高遠北小学校の児童およそ60人が参加しました。
31日までの4日間の日程で、夏休みの宿題をしたり、高遠の歴史や文化にふれる催しが行われます。
初日の26日は、孔子像の前に児童が座り、孔子の言葉を集めた論語を素読しました。
進徳館は、江戸時代の終わりに開校した高遠藩の藩校で、現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二など多くの教育者や政治家を輩出しました。
進徳館夏の学校は、31日まで行われ、30日には縄文人体験を、31日には経木の灯篭づくりを企画しています。
南箕輪村公民館主催 こども未来塾
南箕輪村では、森林学習を通して地域を知る「こども未来塾」が26日と27日の2日間の日程で始まりました。
南箕輪小と南部小の児童およそ30人が参加し、初日の26日は大芝高原内でスプーンづくりをしました。
シラカバやアカマツ、ヒノキなど大芝高原内に自生している5種類の木の枝を使い、スプーンの柄の部分を作りました。
子ども達は、ナイフや紙やすりを使って思い思いの形にしていました。
26日の伊那地域の最高気温は33.7度と暑い1日でしたが、木漏れ日の下で親睦を深めていました。
完成したスプーンは、晩ご飯で使用するということです。
3年生から6年生は公民館に宿泊し、あすはスイートコーンの収穫体験を行うことになっています。