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伊那中学校小山教諭 佐武賞を受賞

伊那中学校小山教諭 佐武賞を受賞

伊那市の伊那中学校美術教諭の小山(こやま)()香子(かこ)さんは、日本全国から美術教育に関する論文を募集した「第59回教育美術・佐武(さたけ)賞」で、最高賞の佐武賞を受賞しました。
佐武賞は、指導者の育成と教育の発展を目的に、公益財団法人教育美術振興会が1966年に設立したものです。
小山教諭は、美術教員としておよそ30年間県内の中学校で勤務していて、伊那中学校には今年度赴任しました。
論文は、「現代美術とは何か?」をテーマに、自身が取り組んだ授業展開の試みをまとめたものです。
現代美術は抽象的な作品が多く、生徒の理解が難しい分野だと話します。
小山教諭は、作家の技法を実際に行う「追体験(ついたいけん)」を授業に取り入れている他、国語科とコラボして抽象的なことを具体化する授業を行ってきました。
それらの取り組みにより、生徒の現代美術に対する理解への変化を論文にまとめ、今回最高賞の佐武賞を受賞しました。
佐武賞の受賞は、県内では2人目だということです。

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