「耐震化できていない」48.6%
アルプス中央信用金庫の特別調査
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査で使用している建物の耐震化について「できていない」「どちらかというとできていない」と回答した企業が48.6%に上ることが分かりました。
調査はあるしんの取引先企業188社を対象に行われたものです。
それによりますと、どのような災害を意識しているかとの問いには「地震」が最も多く41.3%でした。
続いて「台風・水害」が16.1%。「コロナなどの感染症」が15.1%となっています。
また使用している建物の耐震化について「できている」「どちらかというとできている」が43.4%。
「できていない」「どちらかというとできていない」が48.6%。「わからない」が8.1%で、できていないと回答した企業が、できているを上回りました。
調査を行ったアルプス中央信用金庫では「上伊那は風水害に比べて地震による災害が多くないことが対策が進まない要因ではないか」と話しています。