伊那市創造館 陸軍伊那飛行場の特別展
太平洋戦争中に伊那市上の原に作られた陸軍伊那飛行場に関する資料を展示した、特別展「伊那に眠る巨大な戦争遺跡-陸軍伊那飛行場とその時代」が伊那市創造館できょうから始まりました。
N会場には、飛行場の跡地で見つかった戦闘機の部品や、ガラス製のビン、伊那飛行場に飛来した戦闘機のミニチュア等、およそ150点が展示されています。
陸軍伊那飛行場は、1943年に伊那市上の原で建設が始まり、翌年の1944年に「熊谷陸軍飛行学校・伊那分教所」として開設しました。
「赤とんぼ」の愛称で親しまれた練習機で訓練を行っていました。
特別展では他に、戦時中・海軍で艦船の乗組員だった男性の日記なども展示されています。
日記には、「真珠湾に向かっている」「敵艦船は怖くないが、飛行機が怖いなど」と書かれています。
特別展「伊那に眠る巨大な戦争遺跡」は9月1日まで開かれています。