第76回県展 伊那市から知事賞2人
ババ モエナさん(伊那市)日本画で知事賞
第76回長野県美術展の伊那会場の展示が、伊那市の伊那文化会館で25日から始まりました。
4部門のうち、伊那市から、二人が知事賞を受賞しています。
初日の25日は、伊那文化会館で授賞式が行われました。
日本画部門で、伊那市のババ モエナさんが知事賞を受賞しました。本人は都合により欠席で代理が賞状を受け取りました。
工芸部門で、伊那市の浦野真吾さんが、知事賞を受賞しました。
日本画・知事賞のババ モエナさんの作品「八分」です。独自の世界観を持った画面構成が魅力的で、風景部分は日本画材の色彩の良さを最大限に生かしていると評価されました。
浦野 真吾さん(伊那市)工芸で知事賞
工芸の知事賞 浦野真吾さんの陶磁の作品「響」です。
ロマンあふれる構成で、シンプルな形の中に、熟練した技術が際立った秀作だと評価されました。
洋画は、塩尻市の長田 敬之さんの「土蔵2024」が、
彫刻は、長野市の樽井 美波さんの「すず竹」が知事賞に選ばれました。
県展は、県内在住・出身者を対象とした公募展です。
伊那会場には、入賞作品と、飯田・伊那・諏訪地区の入選作品309点が展示されています。
伊那では、一昨年、県巡回展が開かれていますが、県展のトップ会場となるのは、2008年以来16年ぶりだということです。
伊那文化会館の1階と2階に展示会場が設けられ、4つのジャンルの作品を見ることが出来ます。
今年度復活させた、高校生を対象にしたジュニア枠の応募作品も展示されています。
伊那会場の展示は、来月1日までです。その後、来月8日から佐久会場で開催されます。