上農生徒が整備してきた噴水跡地の作業 完了
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が3年計画で進めてきた伊那市の春日公園噴水跡地のブロックの敷き詰め作業が、26日に完了しました。
26日は、上農高校のコミュニティデザイン科里山コースの3年生およそ20人が最後の実習を行いました。
この場所には、1989年に噴水が整備されましたが、コストの削減のため使われなくなり、およそ30年間そのままになっていました。
実習は、人材育成などを目的に、上伊那の建設業者がサポートし、2022年度から3年計画で行われてきました。
今年度は、5月から5回にわたりおよそ180平方メートルにコンクリートブロックを敷き詰めてきました。
最後は、生徒の名前が入ったブロック20個を敷いて完成しました。
異なる色のブロックを使い、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラをデザインしました。
活動をサポートしてきた関係者は、「将来就職活動をする時に、建設業も選択肢の一つに入れて欲しい」と話していました。
9月3日には、建設業協会伊那支部の会員が仕上げをすることになっています。