長谷中尾で棚田まつり
過疎化が進む伊那市長谷中尾を盛り上げようと、24日に棚田まつりが行われ、会場となった中尾座周辺は200人を超える賑わいとなりました。
棚田まつりは、長谷中学校の太鼓演奏で幕を開けました。
中尾座周辺には市内飲食店などが出店し、訪れた人たちが買い求めていました。
まつりでは子ども神輿が行われました。
集まった長谷の小中学生が区内の神社から中尾座までの約1キロを練り歩きました。
中尾地区には子どもがおらず、子ども神輿はおよそ15年ぶりだということです。
中尾座では、富県のまつり芸能集団田楽座などの公演が行われ、訪れた人達が楽しんでいました。
駐車場では尻相撲大会が開かれました。
棚田まつりは、中尾を中心に長谷で輸出用の米を栽培する農業法人Wakka Agriが、過疎化が進む中尾を盛り上げようと行いました。
まつりの最後は、田んぼの周りに設置したろうそくに火を灯し病害虫を追い払う「虫送り」の行事を再現しました。
棚田の周りに設置されたおよそ350個のろうそくに、参加した子どもたちが火を灯していきました。