坂本農林水産大臣 上伊那を視察
坂本哲志農林水産大臣が4日と5日の2日間の日程で上下伊那を訪れ、農林業の現状を視察しました。
このうち5日は伊那市高遠町の上伊那森林組合のペレット工場を訪れ製造工程を視察しました。
工場では、竹内一晴工場長が木質ペレットの製造工程を説明しました。
竹内工場長は「カラマツとアカマツを原料に年間4000トンのペレットを製造しています」などと説明していました。
また成形の工程では「原料のマツのヤニの成分が接着剤の役割をしてペレットを固めている」と説明していました。
坂本大臣は「エネルギーの地産地消を推進して下さい」と話していました。
上伊那森林組合の組合長の白鳥孝伊那市長は「伊那が食料、水、エネルギーの自給できる地域のモデルとなるよう進めていきたい」と話していました。
坂本大臣は、きょう伊那市と南箕輪村で果樹園や農業水利施設、地場農産物の販売所などの視察を行い、5日は下伊那郡松川町を訪れる予定です。