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倭文 旅するカジの木特別展

倭文 旅するカジの木特別展

伊那市美篶出身の映画監督、北村(きたむら)(みな)()さん制作のドキュメンタリー映画「()(づり)-旅するカジの木」の上映を前に、特別展が4日から伊那市創造館で始まりました。
()(づり)-旅するカジの木」は、人間のまとう(ころも)の原点を探る映画です。
衣服とは何かを知るため、布を使う以前に使われていたカジの木の樹皮を伸ばして作った布を求めて、パプアニューギニアなどを巡るドキュメンタリー映画です。
日本でも衣服に布が使われる前は、カジの木の樹皮から織物を作っていたということです。
今でもパプアニューギニアやインドネシアの一部の島では、衣服の材料として使われています。
会場には劇中で出演者が実際に着用した帯が飾られています。
こちらは、映画に出演している織物作家の妹尾(せのお)直子(なおこ)さんが復元をした「()(づり)」です。
会場には、2011年に公開された「ほかいびと-伊那の井月」で出演者が着用した衣装も展示されています。
映画「()(づり)-旅するカジの木」は、6日から16日まで伊那市の旭座で上映されます。
また、「ほかいびと-伊那の井月」もあわせて上映が行われます。
この特別展は9月30日まで創造館で開かれています。
 

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