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農業用水探検隊 児童が歴史や役割学ぶ

農業用水探検隊 児童が歴史や役割学ぶ

上伊那の小学生が地域の農業用水路の歴史や役割について学ぶ「農業用水探検隊」が5日から始まりました。
初日のこの日は、箕輪中部小学校の4年3組の児童32人が、上伊那地域振興局の職員から農業用水路について話を聞きました。
はじめに、松島の円筒分水工を見学しました。
職員は「円筒分水工は、水路からの水を周辺の農地に均等に行き渡るようにするものです」と話していました。
「農業用水探検隊」は、上伊那地域振興局が上伊那の小学4年生を対象に2007年度から毎年行っています。
児童は、円筒分水工を見学した後、近くのりんご農家を訪れ、水路の活用について話を聞きました。
こちらの農家では、水路の水を汲み上げ水やりや消毒を行っています。
その後は、木下にある西天竜幹線用水路の完成を記念した開田(かいでん)記念碑で水路の歴史を学びました。
職員は「西天竜幹線用水路は、天竜川の水をひいて新たな水田を開拓するために大正から昭和初期にかけて造られました。」と説明していました。
「農業用水探検隊」は11月まで、上伊那の小学校10校で行われる予定です。
 

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