２８日・２９日に平和のための信州・戦争展

第３５回平和のための信州・戦争展ｉｎ上伊那が２８日と２９日の２日間、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
過去の戦争を振り返って学び、平和と未来を考えようと県内４地区が持ち回りで開いています。
６日は、上伊那地区実行委員会の宮下(みやした)与(よ)兵衛(へえ)実行委員長らが記者会見を開き概要を説明しました。
初日の２８日は、核兵器廃絶国際キャンペーン国際運営委員兼会長の川崎哲(あきら)さんによる講演が行われます。
他に、第二次大戦末期に上伊那地域に疎開した旧陸軍の秘密機関「登戸研究所」についての研究発表が予定されています。
２日目の２９日は、細菌兵器の研究や人体実験をしていたとされる旧日本陸軍「７３１部隊」の元少年隊員で宮田村の清水(しみず)英男(ひでお)さんの体験談や満蒙開拓の研究をした高校生の発表などが予定されています。
展示企画では「登戸研究所」で使われていた高さおよそ５５センチ蒸留装置などが公開されます。
平和のための信州・戦争展ｉｎ上伊那は２８日と２９日の２日間、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
入場料は５００円で高校生以下は無料です。